【Russia2018】ここまでの感想・・・Vol.10

投稿者: | 2018年7月9日
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 ベスト4が出揃う・・・というわけで鎮魂歌その2・・・

●ウルグアイ●

 フランス戦はカバーニが欠場・・・最強2TOPがスアレスのみになりストゥアニが出場・・・やはり最強2TOPで挑ませてやりたかったというのが本音。それでもフランスに勝つことはなかったかもしれないが、ポルトガル戦のあのダイナミックワンツーからのカバーニのヘッドを見てしまうと残念。今大会ではベンタンクールやラクサールというこれからウルグアイを背負って行く面子がワールドカップで通用することを確認できたと思う。特にラクサールの小気味いい攻め上がりはいいアクセントになっていた。At.マドリーでゴディンと一緒にプレーするヒネメスも堅い守備の一端を担っていた。問題はスアレス、カバーニ、ムスレラといったこれまでウルグアイを支えてきた選手がいっぺんに抜けること・・・そしてタバレスが勇退すると思われること・・・次のワールドカップまでに新しいウルグアイを作る必要がある。

●ブラジル●

 優勝候補がまた1つここで消えた。実はベスト8での敗北ということもあるが、実は4年前の敗北よりショックは大きいのではないかと思われる。ブラジルにとって4年前に1-7と屈辱的名大敗をしたドイツは”負けられない相手”だ。しかし今回負けたベルギーはそれまでのサッカーの歴史、実績を考えれば”負けてはいけない相手”だったはずだ。いくら相手が”黄金世代”であっても、”負けてはいけない相手”に明らかに力負けしたシーンをブラジル国民はどのように感じたのだろうか・・・今大会のブラジルは出だしからパっとしなかった。スイスに引き分けその後は勝ち進んだが、圧倒的な力は見られなかった。あくまで想定内の出来でしかなかった。それでもネイマールを軸にいい攻めをしていたが、ジェズスに拘ったのがチッチの運の尽きか・・・フィルミーノをスタメンで起用したほうがもっとスムーズに攻められたように思われる。初めてのワールドカップだったジェズスはここから4年で成長を見せないといけない。現段階ではブラジルの力はベルギーより明らかに劣る。スコアの上では2-1で後半はブラジルの攻めも続いたが、それはベルギーが攻めの手を緩め守備にシフトチェンジしたからでブラジルが押し込んだわけではない。逆にカウンターで3点目を奪われそうなシーンもあった。スイスやベルギーに勝ちきれないブラジル・・・彼らの復権はいつになるのだろうか。

●ロシア●

 大会史上もっとも弱い開催国とまで揶揄された彼らがここまで勝ち抜いてくるなど誰が想像しただろうか・・・彼らの冒険は実に痛快だった。開幕戦で勝利したことで国民のハートを掴み、その声援を糧にトーナメント進出、1回戦ではスペインまで倒して見せた。ジュバとチェリシェフは今大会を象徴するシンデレラボーイだと思う。クロアチアとの対戦でもチェリシェフが豪快はミドルと叩き込んでいる。延長に入り逆転され一度は下を向いたが延長後半終盤にフェルナンデスのヘッドで追いつきPK戦へ・・・結局ここで力尽きるわけだが何ら恥じることのない敗北だと思う。多くの選手が選手たちの年齢を考えるとこのチームに未来があるとは言い切れない。それでも彼らの戦いぶりは長く語り継がれていいと思う。本当に大会を盛り上げてくれた。

●スウェーデン●

 ドイツ、メキシコがいるグループをまさかの1位通過、トーナメント1回戦ではスイスを1-0と彼ららしい戦い方で退けた。ズラタンがいないことが何かと話題になるスウェーデンだが、予選ではオランダを退け、プレーオフではイタリアを敗退に追い込んだ。決して面白い試合はしない。勝ってはいるがどちらに転んでもおかしくない試合がいくつもあった。それでも彼らは全員で守備をしてカウンターで1点を取って守り抜く戦いを貫いた。その姿に個人的には2002年のチームを重ねた。”ズラタンがいない”はそんな彼らに対して配慮のない言葉だと思う。それでも2TOPのベリとトイボネンにもう少し決定力が欲しかった。グイデッティあたりの成長に期待したい。最後はイングランドの若さと勢いと才能に力負けしたが、ロシアのように彼らも様相以上の快進撃をしたと記憶されていいと思う。

 残った国はフランス、ベルギー、クロアチア、イングランド・・・この中で準決勝まで来ることを予想できたのは大目に見てフランスくらいか・・・ベルギーの”黄金世代”のスキルとエムバペやポグバといったフランスのスピード、タモドリッチを始め、スキルフルな選手が多く経験も豊富で野心的なクロアチア、代表に対する思いが疑われながらも、着実に育った若手を軸に的確に勝ってきたイングランド。正直予想は難しい・・・ベルギーとクロアチアが勝ち抜き、どちらが勝っても初栄冠なんて決勝もあるかもしれない・・・

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