【Russia2018】ここまでの感想・・・Vol.7

投稿者: | 2018年7月1日
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 決勝トーナメント開始。グループリーグが荒れたので1回戦から興味深い対戦が組まれることとなった。

France 4-3 Argentina

Griezmann (13 pen), 
Pavard (57), 
Mbappé (64, 68)

Di María (41), 
Mercado (48), 
Agüero (90’+3)

 両チームともパとしないできながら、それなりに試合をまとめて勝ちあがったフランスと、後1歩でグループリーグ敗退に追い込まれる可能性があったアルゼンチン、そのアルゼンチンはナイジェリア戦でメッシに対して分業させながら依存するような試合運びが見られ、すべてメッシが行うのではなく他の選手がメッシを使うようなケースがあり、特に先取点はそのような感じだった。メッシのパスに依存するなら他の選手がフィニッシュも含め動き、メッシがフィニッシュするのであれば他の選手がそこまでの流れを作る。どことなくチームとなってこの試合に臨んだの少し気にしながら見ていた。
 結局、攻めがどうこうというよりアルゼンチンのDF陣がフランスのスピードに着いていけなかったことがすべてだった。終始ムバッペに走られ先取点となるPKも彼を止めれずファールしたことが原因。それでもディ・マリアの目の覚めるようなミドルで追いつきメルカドに当たってコースが変わったシュートでアルゼンチンが1度は勝ち越す。ただし彼らのリードはわずか9分だった・・・フランスもパヴァールの体を倒しながら放ったミドルが突き刺さり同点に追いつくとその後はムバッペのスピードを活かした連続得点でアルゼンチンを突き放す。アルゼンチンもアグエロが意地を見せるがそこまでだった。
 メッシいようがディ・マリア、アグエロといった世界的な選手がいようが、CBがオタメンディでは勝てないということか・・・最後の最後までフランスのスピードに苦しんでいた。ムバッペのスピードは別格としてポグバやカンテも走る気になれば走れるわけで何度もアルゼンチンのDFが後手に回っていた。実は点差以上の力の差があったと思われる。メッシが輝けなければ勝てないアルゼンチン・・・予想通りの結果で終わった。サンパオリ最後までメッシが消されたときのプランを見つけられず大会が終わってしまった。彼の続投はないだろう。前回大会でそうだったが、メッシの最適なパートナーはイグアインだと思う。彼がボールを収めることでメッシも1歩引いた位置から試合を組み立てたりPA内に入っていけた。グリーズマンが消えても試合を作れるフランスとは大違いだった。
 優勝候補と言われるとどこか違和感があったフランスだが、この試合でムバッペが勢いずくと準決勝まではたどり着けるように思う。ウルグアイのDF陣はアルゼンチンより遥かに骨があるが切り崩せない相手ではない。

Urugay 2-1 Porutgal

Cavani (7, 62)

Pepe (55)

 フランス vs アルゼンチンと違って引き締まった試合だった。出だしはポルトガルが攻めたがカバーニが左から大きく右サイドに出ていたスアレスにパスを出すとスアレスがファーに向かってクロス。そこに物凄いスピードで走り込んだカバーニがヘッドで合わせウルグアイが先制。とんでもなく広いワンツーだった。後半に入ってすぐに左からのショートコーナーからのクロスにペペが頭で叩き込みポルトガル同点。ロナウドがニアに入り込んでマークを引き付けペペをフリーにしての得点だった。そのままポルトガルが勢いづくかと思いきやウルグアイがカウンターから左側にいたカバーニまでパスが通り彼がダイレクトで合わせたシュートはGKの手を巻くようにかわしてネットに突き刺さる。再びウルグアイがリード。ポルトガルはクァレスマなどを入れて攻撃に厚みを持たせ、ロナウドも積極的にミドルを放つがウルグアイは体を張ったディフェンスで跳ね返す。特にウルグアイの中盤は豊富で衰えない運動量でポルトガルに自由を与えない、奪ったボールで左SBのラクサールなどがボールを相手陣まで運んでFKを得るといったことが続いた。74分にカバーニが負傷退場してストゥアニが入るとさすがに前線でプレッシャーをかけられるのがスアレスだけになりポルトガルの攻勢が続く。それでもウルグアイが守りきり準々決勝進出を決めた。
 選手のネームバリューだけで判断するとポルトガルの方が上だがウルグアイの中盤の選手たちのディフェンスのしつこさは特筆ものだと思う。それだけでなくスアレスに確実にボール入れることもでき彼とカバーニが攻め込んで全他的に前にでて行く。それだけにカバーニの負傷は心配なところ。ストゥアニもいい選手だがカバーニほどの威圧感はない。守りに関してもウルグアイDF陣がムバッペのスピードに着いていけるか気になるところ。
 メッシに続いてロナウドまでトーナメント初日に消えた。年齢的にこれが最後のワールドカップになる可能性が高くEUROは獲ったがワールドカップでは決勝進出もなかった。ロナウドの決定力で勝負をかけるが試合を作るのは別の選手たちでロナウド自体も他の選手を使いながら自分も活きるようプレーしていた。4年前に比べると”チーム”としてできていただけに少し早い敗退は残念な気もする。

 このところバロンドールを取り合ってきたメッシとロナウドがトーナメント初日で消えた今大会・・・対戦カードを見るとあまり見ない対戦が意外と多い。フランス vs アルゼンチンもワールドカップでは78年大会以降対戦がなかった。スウェーデン vs スイスやスペイン vs ロシアもワールドカップではあまり見たことがない対戦だ。興味深い戦いが続くことになる。

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