【Russia2018】ここまでの感想・・・Vol.1

投稿者: | 2018年6月16日
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 ついに開幕・・・なのだが、前日にとんでもないニュースが入ってくる。『スペイン、ロペテギ解任』大会後にロペテギがレアル・マドリーの監督就任が発表されスペインの協会が緊急会見、1時間遅れて始まった会見で大方の予想通りロペテギ解任が発表されフェルナンド・イエロの監督就任も発表される。このブログを始めるにあたって今更ツイッターにアカウントを作ったわけだが、ほぼリアルタイムでこのニュースを追えたので、今までツイッターに対して批判的だったが、少し考えが変わってきた感じ・・・とにかくザワついた感じで開幕・・・

Russia 5-0 Sudi Arabia

Gazinskiy (12), Cheryshev (43, 90’+1), 
Dzyuba (71), Golovin (90’+4)

 

 開幕戦・・・ロシアが勝つ予想はしていたものの5点取るとは思っていなかった。もっとも最後の2点はおまけのようなものか・・・ちなみに今大会ランキングが最も低い国(ロシア)と次に低い国(サウジ)の対戦。
 ボールを奪ってから早め早めに前線に繋ぐ意識があったロシア。試合開始当初からそれが嵌りいい感じで試合を進め、12分にCK崩れからゴロヴィンからのクロスにガジンスキが頭で合わせ先制する。しかし24分にジャゴエフが負傷交代して嫌な雰囲気になる。しかし交代出場したチェリシェフがこの試合の鍵となる。43分に右から崩して左のチェリシェフまでボールが渡り、彼がニアの上を抜いて追加点。後半に入り71分これも途中交代のジェバが右からのクロスに頭で合わせて3点目・・・勝敗は決した。その後チェリシェフのアウトサイドで蹴った見事な得点やゴロヴィンのFKで更に駄目を押し、やる事成す事すべてうまくいったロシアが大事な開幕戦を物にした。
 ポゼッションを意識せずカウンターに戦う戦術は今までと変わらないがこの試合ではよく嵌った。前線の選手が相手DFより強いためすぐに前を向けたのも試合を優位に運んだ要因と思う。どの選手も切り返した時にボールが足から剥がれ、カウンターが止められても相手陣でプレーできていた。ただ、序盤にサウジの早いワンタッチパスの繋ぎに着いて行けずズルズルとDFラインが下がるところがあった。また、中盤でボールを奪うケースが少なく最終ラインでボールを奪ってからのカウンターが多かった。サウジくらいであれば問題ないがウルグアイ相手に通用するかは疑問。それでも”サラーがいない”エジプトであればそれでも問題ないと思うので今のところ2位抜けは見えている。
 一方のサウジ・・・小気味いいパスで相手DFを混乱させるシーンもあったがペナルティに進入するアイデアに欠けていた。ボールをキープして支配率は伸びていたが結局攻めあぐねカウンターを受けていた。守りが堅いわけでもなく自陣でボールを奪うことも少なかったので耐え切れずに失点した感じ・・・ウルグアイ、エジプトが緒戦の状態であれば何とか戦える可能性はあるが、勝利を得るまでには至らないだろう。苦しい大会になる予感がする。

Egypt 0-1 Uruguay

 

Giménez (89)

 怪我の状態が注目されたサラーは結局ベンチ。彼の代わりにワルダを起用。ウルグアイはスアレス、カバーニとも先発でベストメンバーといえる布陣となった。
 試合は1点を争う内容となった。しばらくはメンバーが揃うウルグアイが下がり気味のエジプトを攻めるがなかなか前線の2人にボールが渡らず、イライラを募らせたスアレスが中盤まで下がってきては攻めが停滞するといったシーンが続く。後半に入っても同じようなシーンが続くが、それでもカバーニからスルーがスアレスに渡り彼がエリア内に侵入したり、スアレスがポストプレーからカバーニに渡し、カバーニがダイレクトでシュートを放ったりと2TOPにボールが入ると迫力のある攻撃を見せていた。それでも試合は動かない。エジプトも左にトレゼゲを中心にウルグアイ陣に攻め込むシーンが多くなる。結局サラーの起用はなくドロー濃厚といった89分、右サイドのFKをサンチェスが入れるとヒメネスが高い打点でヘッド。これがネットに突き刺さり土壇場でウルグアイが先制・・・そのまま試合終了となった。
 予想以上に苦しんだウルグアイ・・・2TOPがスムーズにプレーできなかったのが原因か・・・若い中盤のデ・アラスカエタやナンデス、ベンタンクールも危なげなくプレーしていたがスアレスが中盤に落ちてくることもありボールを出せないシーンが多かった。カバーニがそこか制裁を欠いたのも停滞した要因かもしれない。それでも2TOPにボールが入れば打開策はあるわけで、彼らに早いタイミングでボールを入れたいところ。緒戦のロシアは中盤での守備は堅くないので中盤の面子がうまくボールを捌けば勝機はある。
 サラーを起用しなかったエジプト・・・やはり怪我の状態がよくないのかもしれない。彼のスピードがあれば事態を打開できるシーンはいくつかあり、トレゼゲのスピードやスキルでも十分通用したのでサラーなら尚更・・・それでもクーペルは起用しなかったので今後彼が出場するのかも気になるところ・・・あるいはロシア戦以降で確実に勝ち点を奪い2位抜けを狙っているのか・・・サラーがいないとロシア戦はキツいと思われるが・・・

Morocco 0-1 Iran

 

Bouhaddouz (90’+5,og)

 今後のことを考えると勝利が絶対条件の両チーム・・・序盤はモロッコが攻め立てる。何度もエリア内に進入してはシュートまで持ち込む。ただしDFに当たったり、精度が悪かったりして得点には繋がらない。試合運びとしては攻守の切り替えが激しく見ごたえはあるものの中盤での潰し合いも多く、エリア内でのプレーはそれほど多くなかった。徐々にモロッコがトーンダウンしてイランが責めに転じるシーンも出えてきたがイランの特徴はあくまで守備。堅い守備とのらりくらりした態度で時間を進めて行く。後半も攻守の激しさに比べて決定機はあまりなくエジプト v ウルグアイのような展開になる。そして結果も同じような状態・・・アディショナルタイムに自陣左でソフィアン・アムラバトが不用意なファールを犯すと、そのFKからブハドゥズがオウンゴール・・・その後得点は動かず激しい消耗戦をイランが制した。
 さすがに守らせるとアジアの盟主は強い。問題はいかに点を取るかだが選手がいないわけではない。エールディビジで活躍しているジャハンバクシュや高さのあるアズムンが活躍すると試合を優位に進められるかもしれない・・・・何にしても現在グループ首位。

Portugal 3-3 Spain

Cristiano Ronaldo (4 pen4488)

Diego Costa (2455)Nacho (58)

  大会序盤の目玉試合・・・そしてそれに恥じない試合内容。果たしてこの試合を超える内容の試合がこの後行われるだろうか・・・この試合の予想はドロー。両チームとも今後を考えあまり積極的な試合はせず1-1くらいだと予想した。しかし結果は当たったが内容は全くあてが外れた・・・
 スペインが全員で繋ぐサッカーで入ろうとしたところをポルトガルは長いボールをロナウドに入れて、いつも以上に速い展開で攻めに転じる。4分そのロナウドがクラブで同僚のナチョからPKを奪い、そのまま彼が決めてポルトガル先制。この早い時間で得点が動いたことがその後の試合展開に繋がったと思われる。ポルトガルがモウチーニョやカルバーリョが中盤でボールを運んだり、ラファエル・ゲレーロやベウナルド・シウバがサイドから上がりロナウドも絡んでのカウンターを披露するが、スペインも徐々にポルトガルの試合運びに順応していく。そしてティキタカとは程遠いDFラインからコスタへの1本のパスを彼が3人相手に持ち込んでそのままフィニッシュすると、これが決まりスペインが追いつく。このままスペイン優位で試合が展開するかとも思ったが、44分相手ペナルティエリア手前でボールを繋ぐとロナウドが左を振りぬく。威力あるシュートをデ・ヘアが足に当てるが勢いの負けゴールに入りポルトガルがリードして後半に入り、後半の早い時間にFKを右から中に折り返したスペイン・・・これに反応したのがコスタで彼が押し込んでスペインが再び追いつく・・・その3分後にはロナウドにPKを与えたナチョが汚名返上の豪快なミドルを放つとファー側のポストに当たり逆サイドのポストに当たってからゴール。大会を象徴するような得点でスペインが初めてリードする。ポルトガルはクァレスマやジョアン・マリオを投入してサイドの選手を代える。そのジョアン・マリオが左からエリア内に進入・・・シュートを放つが得点には至らない。向かえた88分、ペナルティ前でピケがロナウドを倒しポルトガルがFKを得ると、これまた大会を象徴するような直接FKをロナウドが決めポルトガルが追いつき、このままドローで終了。
 非常に見ごたえのある試合、いきなりロナウドのハットトリックとなったポルトガル。それでも2度リードしながら守り切れなかったとも言えなくはないか・・・最終的にはロナウドが仕事をしないといけないが、中盤でボールを運ぶ選手も事欠かない。終了間際にロナウドが座り込んだが、好発進をしただけに彼の状態が気になる。
 試合3日前に監督交代という激震が走ったスペイン・・・選手たちは団結を口にしていたようだが、その通りのプレーを見せた。特にイエロの色が出たシーンはないが、スペインらしい色は出ていた。特に前回大会期待はずれに終わったコスタの気迫は凄いものがあり、それが結果に繋がっただけに今後の試合も注目した。元々試合を作ることにかけては問題ないスペイン。コスタのようなフィニッシャーが仕事すると怖い存在になりそう。

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