【Russia2018】勝手に展望ワールドカップ・・・GroupD

投稿者: | 2018年6月9日
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  • ARGENTINA(12大会連続17回目)
  • CROATIA(2大会連続5回目)
  • ICELAND(初出場)
  • NIGERIA(3大会連続6回目)

南米予選で苦しんだアルゼンチン・・・グループリーグでも苦しむ予感・・・

ARGENTINA

 前回ブラジル大会で準優勝・・・そしてコパ・アメリカで2年連続で準優勝・・・どうしても優勝に手が届かないアルゼンチン。そんなかメッシの代表引退発言も一時は飛び出したがそれは何とか回避した。そして仮にメッシが代表を退いていたらと思うとぞっとする。おそらくイタリアに続いてアルゼンチンも不在だったワールドカップして記憶される可能性が極めて高かったからだ。
 実際、メッシがいても相当苦しんだ。ウルグアイ、ベネズエラ、ペルーと3試合連続で引き分け、後がない状態で望んだ最終節アウェーのエクアドル戦でメッシがハットトリック・・・英雄が久々に英雄らしい活躍をしてワールドカップに辿り着いた。
 メンバーを見ると悪くない。攻撃陣ではイグアインやアグエロ、ディ・マリアにディバラとメッシ以外にも駒は事欠かない。中盤でもバネガや新鋭ロ・チェルソと攻守に活躍できる選手が揃う。ただDF陣は心許ない状態で、マン・Cのオタメンディやファシオ、ベテランのマスチェラーノがCBに入りSBにはメルカドやタグリアフィコが入ると思うが信頼を置ける面子はいない。そんな中、GKロメロが負傷により欠場が決定。代わりにゴールマウスに立つのはカバジェロか・・・ランシーニの負傷もありここに来て選手層に問題が出てきた。
 このチームの戦術は言うまでもなく”メッシ”なわけで彼がいかに気持ちよくプレーできるかがチームんお浮沈を握っている。ブラジル大会では目の前をボールが素通りしても守備をせず足元にボールが来たときだけプレーするといった”省エネ”さえ許されたが、実際結果は出している。ただし、今回同じプレーをしたらおそらくグループリーグで敗退する可能性がある。フレンドリーでスペイン相手に6失点した守備において守備免除の選手を置いておく余裕はない。そうでなくてもメッシに何かあれば2002年以来のグループリーグ敗退の可能性もチラつく。
 ただ・・・それでもアルゼンチンには注目してしまうわけで、それは他でもなく現在サッカーにおいて、たった1人チームを勝たせることができるのはメッシだけだからだ。クラブレベルで彼のライバルであるロナウドもその力はあるが、彼は周りのサポートを借りて活躍するプレースタイルに変わってきている。そんな中メッシは変わらない。メッシが輝けばベスト4、それができなければグループ敗退の可能性・・・それがアルゼンチンの”魅力”だ。

CROATIA

 アルゼンチン相手に萎縮しなければ十分1位通過を狙えるチーム力を持っている。問題は生来のムラっ気にあり、予選ではアイスランドやトルコに敗れたりと苦しんでいる。また、このところはワールドカップに出場してもグループリーグ敗退が続き成績もパッとしない。
 それもメンバーとしてはヨーロッパ各国で活躍する選手が多く、なかでもR・マドリーの司令塔モドリッチは実績も十分。ベテランの域に入りプレーに円熟味が増してきた。彼以外にも前線にはマンジュキッチにクラマリッチ、ペリシッチと高さと速さで相手DF陣に脅威になる選手を抱え、モドリッチのサポートにはラキチィッチやコバチッチが入りロブレンにチィルルカ、プルサリコが務めるDF陣も全幅の信頼を置くまでは行かないがアルゼンチンよりは上だろう。
 それだけにどれだけ平常心でプレーできるかが問題で、勢いに乗ってプレーしたらベスト8くらいまでいく力はあるが、このグループは曲者ぞろい・・・幸い最終戦がアルゼンチンとなっているが、1戦目はアフリカの雄ナイジェリアで2戦目は予選で敗れているアイスランド。メンバー的には3位になった98年に勝るとも劣らない感じだが、くじ運だけはあの時より薄いようだ・・・

ICELAND

 EURO2016でイングランドを破ってベスト8に進出し世界を驚かせたアイスランド・・・今度は初のワールドカップ出場を決め、EUROの躍進が出場枠が増えたためではないことを証明して見せた。
 そのプレースタイルは見たまんまの強さと高さを活かしたもの。そんな中、ギルフィ・シグルドソンの技巧が光る。ただ、リーグ戦終盤で負傷し不安を残す。他の選手としてはグンナルソンやグズムンドソン、ビルキル・ビャルナソンとイングランドでプレーする選手が中心となる。他の選手もドイツやオランダ、ロシアにベルギーと海外でプレーする選手が意外に多い。
 今大会では緒戦でいきなりアルゼンチンと対対戦となりその力を試される。ただ、その高さと強さを活かしてロングボールでもいいので早めに前線に高いボールを入れたら意外に番狂わせを起こせるのではないかと期待する。クロアチアにも予選で土をつけているため苦手意識はないと思われる。一番やりにくいのは最終戦のナイジェリアではないかと思う。ヨーロッパで揉まれている彼らだが、アフリカのようなタイプのチームとやる機会はあまりない。かつてのグジョンセンのようなエース級のストライカーはいないが全員で躍進を狙っているはずだ。

NIGERIA

 ”何大会ぶり”とか”初出場”なんてことが多いアフリカのチームで3大会連続で出場するナイジェリア。ネーションズ・カップではいい成績を残せていないがワールドカップには出場し続け、フレンドリーマッチでアルゼンチンを破ったりとそのポテンシャルはやはり高い。
 選手個々を見るとその結果も納得がいき、ヨーロッパで主力として活躍する選手が多い。右サイドに活躍の場を移して見違えるようになったモーゼスやイウォビやイガロ、ムサといった前線は協力だが、レスターのエンディディにベテラン、ジョン・オビ・ミケルと好選手が揃う。
 そんなアフリカの雄もこのグループでは苦戦が予想される。緒戦が曲者クロアチアで組織力や試合運びは相手が1枚上かもしれない。持ち前の個人技に最近高まったと言われる組織力で切り抜けられるか・・・そして2戦目はアルゼンチン戦。メッシの出来次第とはいえ、メッシに活躍されたら大敗する可能性もある。最終戦のアイスランド戦で持ち直しができるだけに、それまでに勝ち点は稼ぎたいところ・・・ナイジェリアが最初にワールドカップに出場したのが94年のUSA。その時もアルゼンチンと同じグループで、今回と同じ2戦目だった・・・そして、今回メッシがいるように前回はマラドーナがいた。(大会中に出場停止となる)
そして、その時の成績はベスト16だった。どこかあの時と酷似しているように思われる今大会のナイジェリアだが・・・あの時のように世界を驚かせられるだろうか・・・

●個人的な結果予想●

  W D L Pt.
Croatia 3 0 0 9
Argentina 2 0 1 6
Nigeria 1 0 2 3
Iceland 0 0 3 0

 上で色々書いておいて、もの凄く無難な予想で申し訳ない・・・それでもアルゼンチン1位通過は少し疑問が残った。正直本気で彼らのグループリーグ敗退もあると思っている。安定感ではクロアチアの方が上だろう。ナイジェリアにてもアイスランドにしてもアルゼンチン、クロアチアに勝てる力がないわけではない。実際彼らがグループ突破しても決してフロックではないと思う。本当に曲者揃いで予想できないが、1つ思うのは、こういうグループを勝ち残ったチームは優勝し辛いということだ。

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